アントワーヌを追いかけて

あるいは「日曜哲学」へのいざない

2024-01-25から1日間の記事一覧

だいたいで、いいじゃない?

スティル・ライフ (中公文庫) 作者:池澤夏樹 中央公論新社 Amazon 去年、ぼくは池澤夏樹の最初期の作品『スティル・ライフ』を読み返した。初めて読んだのはぼくが十代の頃だっただろうか。いまぼくはアラフィフで、つまり30年近く経って読み返したことにな…